【鉄骨造オーナー様必見】雨漏り事例とシーリングの重要性
大阪に収益物件を所有されている賃貸オーナーの皆様こんにちは!
大阪市の大規模修繕・マンション修繕・防水工事専門店のミツリノです。
今回は「雨漏り事例」と「鉄骨造でのシーリングの重要性」をお伝えいたします!
5月16日(日)11時、気象台は近畿地方、東海地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。
近畿では平年より21日も早く、統計史上最も早い梅雨入り。東海も平年より21日早く、こちらは統計史上2番目に早い梅雨入りとなります。
こんな梅雨の時期、雨漏りでお困りの方からのお問合せを多く頂きます。
皆さんは「雨漏りが発生!」となると、屋根や屋上に何らかの不具合が出たのでは!?と考える人が多い事でしょう。
その考えは正しく、屋根・バルコニーなど水平面からの雨漏りを疑うことが1番最初のステップです。
しかし、実際には雨漏りの原因となるのは屋根や屋上だけではなく、建物の様々な部位で起こる可能性がある物なのです。
特に鉄骨造に関しては、外壁面のつなぎ目や開口部廻りなどの隙間をすべて「シーリング材」に止水を頼っている為、鉄骨造はシーリングが命です。
今回はこの「シーリング」にポイントを絞ってお伝えいたします。
シーリングのチェックポイント
【鉄骨造のシーリング】
鉄骨造に一般的に使用されるALC外壁はパネル状に加工されているため、パネル同士に必ずつなぎ目が生まれます。つなぎ目をそのままにしておくと雨水が侵入しやすくなるため、つなぎ目を埋めるためにシーリングを充填します。パネル状の外壁ではシーリングが重要な役割を果たしますが、劣化しやすい部分でもあります。シーリングが劣化すると口開きや剥離、ひび割れといった症状が起こるため、10年程度を目安にメンテナンスを行うとALC外壁を長持ちさせることができます。
【主な劣化現象】
①口開き:ひび割れが広がり、シーリングの真ん中から切れてしまう症状です。
②剥離 :ボードやパネルとの間に隙間ができてしまう症状です。
③ひび割れ:表面に細かなヒビが入っている状態です。
シーリング劣化診断基準としては、下記画像をご参考ください。
赤文字の「劣化度Ⅲ」の状態であれば、雨漏りの大きな原因となりますので、ご注意ください!!
シーリングが原因の雨漏り事例
下の動画は「ALC目地」の不良部から雨水が大量に侵入している現場です。
こちらは、鉄骨造8階建の外壁はALC壁で施工されていた現場となります。
20年以上、改修工事を行っておらず、4階から下のフロアで雨漏りがいろんな箇所から発生していました。
雨漏りの1番の原因は「ALC目地」のシーリングの劣化でした。
このALC目地の不良部より入り込んだ雨水が、鉄骨造の「床スラブ」や「梁・柱」を通じて各フロアに浸出しておりました。
このように雨漏りの原因となるのは屋根や屋上だけではなく、建物の様々な部位で起こる可能性があるございます。
雨漏りが発生すると、雨漏り原因の修理+被害範囲の「クロス貼替や天井ボード取替え」などの費用が発生してしまいます。
雨漏りが発生する前に、まずは建物の現状をオーナー様が把握することが大事となります。
無料診断
劣化症状例をご紹介しましたが、「自身で見てみたけれど、よくわからない」という方も少なくないでしょう。場合によっては、「自身では劣化症状ではないだろうと判断したが、実は劣化症状だった…」ということもあるかもしれません。
そこでこのブログを参考に、劣化症状をチェックいただいた結果、少しでも「これは、劣化症状?」と思う箇所があった場合には、専門店の「診断」を受けることを強くオススメいたします(※業者によっては、診断を“現場調査”もしくは“現調”と呼称している場合もあります)。
なお、診断をしたからといって、必ずしも工事をしなければならないということはありません。また、診断だけなら無料で対応してくれる業者も少なくないため、自分ではよくわからないという場合や、不安がある場合は、ひとまず業者に診てもらうというのも一つの手でしょう。
本サイトを運営しているミツケン・ミツリノでも“外壁の無料診断”を実施しています。
詳しくは、こちらをチェックしてみてください⇩
ミツリノは建物診断を無料で行っています。
正しい賃貸経営はまず建物の状態を知ることから!
無料建物診断はこちらから
⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩
本日もブログを読んでいただきありがとうございました!
さらに大規模修繕について知りたい!
という方はぜひ無料の資料をご覧ください!
・劣化は気になるけどコストはかけたくない
・いつ修繕工事をしたらいいのか分からない
・大きな工事なので失敗したくない、、、
そんなお悩みをお持ちの
オーナー様へ朗報です!
ミツリノのダウンロード資料では
ホームページ上では載せきれない、
専門店だからこそ知る、
ここだけの大規模修繕の情報が盛りだくさん!
無料資料ダウンロードは
こちらから
⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩